ペットショップの仕組み

有店舗型ペットショップには、

・ブリーダーさんが自家繁殖して販売
・有店舗型ペットショップがブリーダーから直接あるいは
オークションから仕入れて販売

といった形態があります。

仕入れ販売の場合、
価格は仕入れ値の2倍あるいは10万以上上乗せさせれることも
あります。

無店舗型のペットショップの場合は、ブリーダーと提携して
販売しています。
子犬・子猫はブリーダーさんのところにいて、
見学もそこで行います。

ペットショップが写真撮影をしたり、セールスレターを
つけたりしてホームページに掲載して広告宣伝しています。
保証を付けたり、アフターフォローをつけますが、
子犬・子猫の説明については
ブリーダーに確認して行うのが通常であり、
販売者というより仲介者といった方が実態に近いようです。

この取引形態では、ブリーダーさんの卸価格に、
5万から10万上乗せして販売するケースが多いです。

有店舗型・無店舗型それぞれ一長・一短あります。

有店舗型は、無店舗型のお店に比べて「お店がある」ということで
安心感はあるのは間違いないでしょう。
ネット系のペットショップは、参入敷居が低いため、ペット業者は
「簡単に始められますが、競合も多く、開廃業も多い業界です。

ただ実際のところ、ペット業に限らず有店舗であっても
開廃業あるのが現実で、賃料の固定費がかかる分資金難に
陥りやすい傾向もあります。

無店舗型は自宅兼事務所で営業していることが多く、
店舗を構えていない分ランニングコストがかからないため、
かえってつぶれにくいとも言えます。

お店を選ぶ際には、有店舗か無店舗かだけでなく
動物取扱業の年数実績、口コミやお客様の声、実際に会って
判断するようにしましょう。
どのくらい動物取扱業者として営業しているかは、店舗や
ホームページで掲載している「動物取扱業登録証」の
登録年月日で確認することができます。

動物取扱業登録証の掲示は、法に基づく義務であり、
これがないところとの取引は避けるようにしましょう。
平成18年6月1日から動物取扱証の登録法で
定められています。
綺麗なお店構えや、美しいホームページなどの
外観だけでなく、営業年数は信頼や実績の証でも
あるので重要な目安と考えてください。