お迎えの準備について
お迎えの準備について
既に飼育経験のある方は悩むことはないかもしれませんが、
飼うのが初めての方、子犬を迎えるのが初めてという方は
お迎えにあたり何を準備すれば良いか悩まれることが多いようです。
時間に余裕を持ってお迎えの準備をするようにしましょう。
【用品・フードの準備】
お迎え用品については、最初は必要最低限のものをそろえて
徐々に買い揃えていくのが良いです。
犬の場合は、サークルやトイレ(トレー、シート)、フードボウル
給水器、おもちゃ
猫の場合は、ケージやキャットタワー、トイレセット(トイレ、砂)
食器、おもちゃなど。
「犬 スターターセット」「猫 スターターセット」などで調べると
商品を探せます。
セットになっているものは、セット割で個別に買うよりもお得な
場合もあります。
インターネットやお近くのお店で揃えましょう。
フードについては、頭と身体を作る最も大切な時期の1歳の間は、
プレミアムフード(kg700円〜が一つの目安)をあげるようにしましょう。
フードの銘柄は、フードを急に切り替えてお腹を下す子もいるので、
お迎えしてすぐはブリーダー段階で使用していたものをあげるのが
理想です。
その後は、災害など緊急時でも手に入れられるよう、お近くのお店で
販売しているものに切り替えても良いでしょう。
留守番時や自由にさせていたる場合でも普段使い、たとえば来客が
あった時など。
犬の場合、大きくなって飛び出してと、飛び越えてケガ・骨折を
したなど思わぬケガをしてしまう可能性がありますので、
屋根付きを購入するようにしましょう。
ケージの中に入れて使用します。
寝るとき、休む時など、安心してくつろげる場所となります。
キャリーを使用する場合、なかにタオルやベッドを置くのも良いでしょう。
ベッドをキャリーとして利用すると、動物病院へのお出かけ、旅行、
非常時の避難の際でもわんちゃんが落ち着いて
普段の落ち着いた環境にいることができます。
トイレのスペースのほか、キャリーの中にもベッドなどの下に
敷いておくと排泄物が床にしみにくく、安心です。
軽いものだと、食べている時に動かしたり、ひっくり返したり
しますので、重量感があり底に滑り止めがついているものが
お勧めです。
またフードボールの形状は、子犬・子猫のサイズ、顔の形状に合わせて
選びましょう。
チワワなど小型犬は、深いボールだと食べにくいですし、
鼻ぺちゃな犬・猫は、平らなものだと上手に食べることができません。
また食餌の姿勢は、首などに負担がかかることから、
台付のものの利用もお勧めです。
あまり水分を接種しすぎると、便がゆるくなることが
ありますが、フードをふやかして与えている時期の場合、
水を接種しすぎて下してしまう傾向があります。
また床に置くタイプだと、水をひっくり返して、
床や子犬・子猫の体が濡れてしまうこともあります。
犬の場合は給水ボトルの利用をお勧めします。
猫はためている水はあまり飲めないので、
噴水のように水を循環させるファウンテンが
お勧めです。
特に1歳くらいまでの時期は、頭と体がもっとも
発達する時期で、健全な心身の成長のためには
良質な食餌が大切です。
フードが原因となる病気もありますので、
良質なプレミアムフードをあげるようにしてください。
迷子になった際に飼い主さんが分かるよう、
首輪をつけるようにしましょう。
首輪は小さい頃から慣れさせたほうが嫌がらない傾向にあります。
犬の場合散歩デビュー前から、首輪やリードに慣れさせましょう。
うんち・おしっこなどをした後に使用します。
あればとても便利で衛生的です。
留守番の間に、楽しく過ごせるようおもちゃを数種類
用意します。
普段遊ぶおもちゃ、飼い主さんと遊ぶ時だけのとっておきのおもちゃ、
頭を使うおもちゃなど数種類あると便利です。
おやつは、しつけやご褒美などで使います。
フードで代用でも構わないのですが、子犬・子猫の時期で
ふやかして食べる時期だと代用が難しいです。
おやつは生後6ヵ月以降を対象としたものがほとんどです。
パーケージを確認して全年齢対応のわんちゃんの内臓に負担のかからない
やわらかいおやつがお勧めです。
犬の場合に、トイレシーツを入れ、固定するトレーです。
中にはトイレシートを食べてぐちゃぐちゃにしてしまうわんちゃんが
いますが、そのような場合、メッシュタイプのトイレトレーに
シーツをひけば防止できます。
【部屋の準備】
ペットの寝床やトイレをどこに置くのかを、人の動線も考えて決めましょう。
トイレや寝床を、人の出入りの激しい場所、外から見えるところに
置くと落ち着かない場合があります。
またトイレと寝床をしっかり分けてあげることが、トイレを早く覚え、
ペットのストレス軽減にもつながります。